私はこれまで、主に雇用主・使用者側の弁護士として労働問題に関わってきました。企業の強みだけでなく、弱みも十分に理解した上で、正当な経営の観点から成果を上げてきました。その中で、従業員・労働者側の弁護士がなぜ企業の弱みにフォーカスしないのかと感じることがありましたが、おそらく企業の現実を知らないからなのだと思います。
顧問先企業や知人からの紹介だけでなく、ネットを通じて広く会社側からの相談を受けると、あまりに自己本位であったり、時にはブラック企業と言われても仕方がないと思う経営者もいます。こうした状況に直面すると、従業員・労働者側に同情せざるを得ない場面もありました。
そこで、これまでの企業側での経験を最大限に活かしながら、積極的に従業員・労働者側の活動にも取り組むことを決意しました。
従業員・労働者側での実践を通じて、労働者と使用者それぞれの強み・弱みを理解し、平衡感覚を養うことができると考えます。これによって、使用者側での活動も一層向上させることができると考えています。
いずれの立場であっても、良い成果を得るためには、急いで問題に取り組むのではなく、全体の視点を持つことが不可欠です。
この原則は、労働者と使用者の両方に通じるものであり、ここでは、これまでの活動の中から使用者側での解決事例を紹介します。
https://smaedalaw-roudou.com/#koe (お客様の声) https://smaedalaw-roudou.com/#kaiketujirei (解決事例)