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弁護士増員メモ

2023年(令和5年)11月8日、司法試験の合格発表があり、合格者は1781人とのこと。
受験者数は3928人で、合格率は45・3%。合格者は、基本的に77期司法修習生となり、令和6年の新人弁護士の多くはこの合格者です。

令和5年司法試験の採点結果
(法務省大臣官房人事課)

なお、令和4年の司法試験に1403人が合格し(受験者数は3082人)、合格率は45.5%でした。
ちなみに、1986年(昭和61年)ですと、合格者486人、合格率2.03%でした。

〇弁護士の数について、最新の公式データはこちらからどうぞ。

会員数
日弁連
弁護士会別

なお、2023年12月1日現在の
弁護士数             44,777名(うち女性8,917名)

札幌弁護士会の弁護士数        848名(うち女性8,917名)
ちなみに、東京3会合計会員数   22,044名

*「弁護士の国民に対するリーガルサービスの超・拡大が実現するのか…

***経 緯*******

〇1986(昭61)
出願者数:23,904人 最終合格者数:486人 対出願者合格率:2.04%
⇒ 旧司法試験第二次試験出願者数・合格者数等の推移(昭24~平22)

 

〇1989(平元)
弁護士数:日弁連・13,841(札弁・245)

・札幌弁護士会        244名(うち女性  7名)(1999年3月末日現在)

 

〇1990(平2)
10/16「司法試験制度改革に関する基本的合意」
*昭38~平2:合格者約500人に据え置き

 

〇1991(平3)
600人合格時代・605人(→46期)

 

〇1993(平5)
700人合格時代・712人(→48期)

 

〇1996(平8)
丙案実施

 

〇1998(平10)
800人合格時代・854人(→53期)
第52期(1998年4月修習開始)まで修習期間2年

 

〇1999(平11)
”司法制度改革審議会スタート
1000人合格時代・1,000人(→54期)

 

〇2000(平12)
10/1 弁護士広告解禁
11/1 日弁連臨時総会「法曹人口,法曹養成制度並びに審議会への要望に関する決議」
登録者数:1,350人(52期+53期)

 

〇2001(平13)
6「司法制度改革審議会意見書」

 

〇2002(平14)
1,200人超え・1,244人
3/19閣議決定「司法制度改革推進計画」

 

〇2004(平16)
4.1弁護士報酬等基準規程廃止
「法科大学院」(LS)制度:平成16年4月創設
*司法制度改革審議会で、法科大学院制度は佐藤幸治(会長・近畿大学教授。元司法試験委員・京都大学名誉教授)と中坊公平(委員。元日弁連会長・整理回収機構の初代社長)の主導による導入ありきの姿勢だった、との批判あり。
1500人合格時代・1483人(→59期)
丙案廃止

 

〇2005(平17)
1,464人
弁護士数 22,056人(2005.12.01)

 

〇2006(平18)
1500人超え・1,558人(549人 +1,009人(新))(→61期+1期)

 

〇2007(平19)
2000人合格者突破(62+2)
* 『司法の崩壊』 (2008年,PHP研究所)
河井克行衆議院議員(第101代法務大臣(2019年9月11日-2019年10月31日)を辞任)
「とんでもないことが法曹界で起きている。法曹人口の粗製濫造―「法科大学院」と「年間3000人増員計画」により大混乱する日本の司法に物申す。」と論じた。

 

〇2009(平21)
裁判員制度開始

 

〇2013(平25)
2000人切り・1,929人

 

〇2014(平26)
2000人切り・1,810人

 

〇2015(平27)
1,850人

 

〇2016(平28)
1,500人切り・1,348人

 

〇2019(平31・令元)
1,187人
[弁護士]
会員数(2019.1.1現在)
日弁連:41,143人(女性7,719人)
札 弁:  809人(女性 121人)

〇2022(令4)

[弁護士]
会員数(2022.5.31現在)
日弁連:44,101人(女性8,630人)
札 弁:  840人(女性 131人)

1,403人
合格率45.5%

〇2023(令5)
[2023年5月31日現在の会員数]
弁護士会                52会
弁護士
44,933名(うち女性8,910名)
弁護士法人       1,606法人
準会員 0名
沖縄特別会員         4名
外国法事務弁護士 459名
外国法事務弁護士法人    8法人
弁護士・外国法事務弁護士共同法人
・札幌弁護士会        858名(うち女性 136名)

*「弁護士の国民に対するリーガルサービスの超・拡大が実現するのか…

〇2024(令6)

2023年(令和5年)11月8日、司法試験の合格発表があり、合格者は1781人とのこと。
受験者数は3928人で、合格率は45・3%。合格者は、基本的に77期司法修習生となり、令和6年の新人弁護士の多くがこの合格者です。

令和5年司法試験の採点結果
(法務省大臣官房人事課)

なお、令和4年の司法試験に1403人が合格し(受験者数は3082人)、合格率は45.5%でした。
ちなみに、1986年(昭和61年)ですと、合格者486人、合格率2.03%でした。

旧司法試験第二次試験出願者数・合格者数等の推移(昭24~平22)

 

〇弁護士の数について、最新の公式データはこちらからどうぞ。
会員数
日弁連
弁護士会別

前田 尚一(まえだ しょういち)
北海道岩見沢市出身。北海道札幌北高等学校・北海道大学法学部卒。
私は、さまざまな訴訟に取り組むとともに、顧問弁護士としては、直接自分自身で常時30社を超える企業を担当しながら、30年を超える弁護士経験と実績を積んできました。
ただ、私独自の強みを生かすことを、増員・規模拡大によって実現することに限界を感じています。今は、依頼者と自ら対座して、依頼者にとっての「勝ち」が何なのかにこだわりながら、最善の解決を実現を目ざす体制の構築に注力しています。実践面では、見えないところの力学活用と心理戦について蓄積があると自負しています。

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