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表層に惑わされず、真実へ。──「本質思考」の実践事例:円山葬儀場建設反対事件

本質を見誤ると、大きな代償を払う

――だからこそ、「真の解決」に導く

30年以上の弁護士人生の中で、私が確信していることがあります。
それは――「法律」は、弱い立場にある者だからといって味方はしない。法律を知っている者に味方する。
この現実を直視した上で、依頼者の「真の勝利」とは何かを見極めることが、私の使命です。

人は感情に流されると、本来の目的を見失うことがあります。
しかし、相手を追い詰めることと、自分が得をすることは別問題。
出来事の全体像を把握し、目的を明確にし、正しい道筋を立てる――
それが弁護士として、依頼者を真の解決へ導くための基本姿勢です。

企業法務で培った「現場感」と「戦略的思考」

1989年、札幌では珍しかった企業法務を主軸とする事務所で弁護士人生をスタート。
新米弁護士ながら、株主総会対策や労働組合との交渉など、経済の実態に直結する案件を担当しました。
経営の現場で起こる「力のバランス」を肌で感じたこの経験が、現在の私の基盤となっています。

【解決事例】円山葬儀場建設反対事件――“世論の表層”に挑む

独立後、最初に手掛けた大きな案件が「円山葬儀場建設反対事件」でした。
当時、世間では「円山の住民エゴ」と報道されていました。
しかし、現場で掘り下げていくうちに見えてきたのは、住民不在のパワーゲームという実態でした。

一つひとつの論点を整理し、本質的な問題点を明確にしていくうちに、
市・警察・マスコミの対応が一変。
最終的には、建設中止という方向に流れを変えることができたのです。

――表面の報道や世論に惑わされず、事実の全体像を掴む。
この経験が、以後のすべての案件で私が貫く基本姿勢となりました。

現代にも通じる「本質を見抜く力」

いまや、SNSやネットニュースによる「印象操作」は日常化しています。
録音の一部だけが切り取られ、前後関係を無視した断片が拡散される。
裁判官気取りの世論が、簡単に「正義」を語る時代です。

だからこそ――弁護士は「事実の全体像」と「依頼者の真の目的」を見失ってはなりません。
真実を見極め、感情や世論に流されず、依頼者と共に「本質的な勝利」を目指す。
それが、前田尚一法律事務所の実践です。

▽あなたの「本当の勝利」を探すために

私たちは、表面的な“勝訴”や“損得”にとどまらない「真の解決」を追求します。
法の条文だけでなく、事実関係・人間関係・心理・力学を総合的に読み解き、
あなたにとっての最善の道を共に見出していきます。

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前田 尚一(まえだ しょういち)
弁護士として30年以上の経験と実績を有し、これまでに多様な訴訟に携わってまいりました。顧問弁護士としては、常時30社を超える企業のサポートを直接担当しております。
依頼者一人ひとりの本当の「勝ち」を見極めることにこだわり、長年の経験と実践に基づく独自の強みを最大限に活かせる、少数精鋭の体制づくりに注力しています。特に、表面に見えない企業間の力学や交渉の心理的駆け引きといった実務経験は豊富です。 北海道岩見沢市出身。北海道札幌北高等学校、北海道大学法学部卒業。

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