令和7年4月7日~9日まで、札幌医科大学附属病院(循環器)で、2泊3泊の検査入院をしてまいりました。令和6年5月に心筋梗塞で受けた心臓カテーテル手術・ステント挿入の状況確認のため、心臓にカテーテルを挿入して検査してもらったのです。結果は良好で、心臓の動脈は綺麗とのことでした。
ちなみに、3月25日には、NTT東日本札幌病院ドックセンターの日帰り人間ドックで、遺伝子検査(Genovision®)をしてもらってきました。
ところで、『病気の地図帳』という書籍(講談社 初版[山口和克監修]平成4年11月25日第1刷発行)があり、その第7刷(平成7年2月20日第7刷発行)を購入したものの、ずっと積んだままとなっておりました。ここのところ、持病との付き合いが多くなってきたので、その増補改訂版([矢崎義雄監修]令和6年11月12日発行]があることを知り、購入してみました。
「心筋梗塞」の箇所を見比べると、増補改訂版では、「カテーテルによる再灌流治療を受けられない場合には、予後不良で死亡率は25%に達する」と記載されているのですが、何と初版の説明では、「(発症時に患者の4分の1は死亡する)」とか、「……、重大な不整脈を生じて急死することがあり、急性期に30%近い患者が死亡する。」とされており、カテーテルには触れられていません。
カテーテル治療は著しく進歩したのでしょう。“命拾い”しました。
この検査入院のしばらく前から、変形性股関節症となって関節炎が発生したらしく、しばらく、松葉杖を持って激痛を飛ばしながらの生活となり、リハビリを続けておりましたが、股関節原因の痛みは治まりつつあり、どうやら少なくとも当分、人工股関節手術は免れそうです。
健康寿命を長くするため、心房細動対策については、心臓アブレーション(経皮的心筋焼灼術)は早々にしてしまおうかと、検討中です。
アブレーションも随分と進んだようです。
病気全般にいえることですが、抜本的治療の著しい進歩を期待して先延ばしするか、それとも現在の最先端治療で手を打つかという判断はなかなか難しいですね。
先延ばしすれば、著しい進歩で抜本的治療が可能になるかもしれない一方、待っている間に病状が悪化していくこともある。とりあえず投薬治療で補っても、薬剤によっては身体に副作用的な蓄積があるでしょうし、また、加齢によって身体が耐えられなくなってくることもあり得ます。
ますます個々の患者に焦点を当て、その症状を深く理解し、個別具体的に効果的な方法を見極め、的確に治療する能力[専門性B]を持ったドクターとお付き合いできることが【重要】となりますね。
詳しくは、もうちょっとだけ見て、流れができてから、詳しく公表いたしたいと思います。
私の病歴:“命拾い”・持病との闘い・共棲
については、次からどうぞ。
“命拾い”とプロの役割
「心筋梗塞・心房細動、緑内障体験記」
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「心房細動による脳梗塞予防の心臓・左心耳切除手術の体験記」
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「不測の〝お告げ〟には即対策・即行動を!」
“心房細動”
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あやうく失明
「二度目の“網膜剥離”の手術」
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ホテルロケ敢行
「“睡眠時無呼吸症候群”の患者役でTV出演」
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「“白内障”のこの不便さ!!」
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この年合格
「司法試験の最終試験直前、突然の“網膜剥離”」