
C型肝炎訴訟での救済は、血液製剤による感染を証明するカルテなどの医療記録の提出がほぼ決定的。しかし、投与されたのは昭和から平成の初めであり、多くの場合、カルテなどは残ってはいません。
カルテなどがなく不利な中、当時の主治医を海外で探し当て、さらに、可能性のある麻酔医を追跡。複数の医師から「自分であれば投与した」という回答を確保。状況証拠を積み重ね、裁判所で、国との和解を実現しました。
この解決は、カルテなどがない患者の数少ない救済に一例を加えた貴重な事例で、テレビ・新聞各紙に取り上げられました。
WEB専門ニュースサイト の依頼を受け,寄稿した記事(2001・11・22~24) 「何を…
近くの横断歩道を渡らなかった上、日の出前の幹線道路を無灯火で横断中、交通事故に遭遇。
自動車共済(保険会社と同様の業務を営む)のわずかな54万円提示額に対し、2300万円を超える支払を実現。通常は被害者の重大な過失とされがちな状況でも、裁判所が、「重大な過失ではない」と判断した上、将来の介護料や近親者の慰謝料も認められました。
本件は「自動車保険ジャーナル」紙で新しい判例として紹介された事例です。