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「証拠がない」と諦める前に。裁判の壁『悪魔の証明』を突破し、本当の勝利を掴む戦略

「借りていないものは、借りていない」 「返したものは、返した」

あなたにとって紛れもない真実であったとしても、いざ裁判という土俵に上がると、その「当たり前」が通用しない瞬間に直面することがあります。法律の世界には、事実がないことを証明することの難しさを表す**「悪魔の証明」**という言葉が存在します。

せっかく勇気を出して一歩踏み出したのに、ルールの壁に阻まれて絶望してしまう。そんな事態を防ぐために必要なのは、単なる法律の知識ではなく、「どう戦うか」という緻密な戦略です。

35年以上にわたり、数々の困難な紛争を解決へと導いてきた弁護士・前田尚一が、裁判の勝敗を分ける「証明のルール」の正体を解き明かし、あなたが平穏な日常を取り戻すためのヒントをお伝えします。

まずは、当事務所が大切にしている[本当の勝利への考え方]をご覧ください

「ないこと」を証明するのは悪魔の業か
――不利な状況から「本当の勝利」を掴むための、法的アプローチの核心

「そんなこと、どうやって証明すればいいんだ……」 裁判という未知の舞台に立ったとき、多くの人が絶望に近い感情を抱く瞬間があります。

相手から身に覚えのない言い掛かりをつけられ、100万円を返せと訴えられた。 あるいは、確かに借りたけれど、とうの昔に返したはずだ。 それなのに、手元には領収書も、決定的な証拠もない。

「事実がないこと」を証明するのは、実は法律の世界では「悪魔の証明」と呼ばれ、プロである弁護士でさえ頭を抱えるほど困難な作業なのです。

法的な壁を「戦略」に変える

裁判には厳格なルールがあります。それは**「自分に有利な事実は、自分で証明しなければならない」**という鉄則です。

例えば、「借りていない」ことを証明するのは、世界中の砂粒から特定の一個を探すようなもの。しかし、「返した」ことを認めるならば、その証拠を出せない限り、ルール上は負けてしまいます。

「正直者が馬鹿を見るのか?」 いいえ、そうではありません。だからこそ、戦略が必要なのです。

理念との統合

当事務所が大切にしているのは、単なる法律知識の提供ではありません。 証拠がない、不利な状況にある。そんな時こそ、35年以上の経験を総動員し、あなたにとっての**「本当の勝利」**への道筋を共に描きます。

「証拠がないから」と諦める前に、まずはあなたの胸の内をお聞かせください。 法律は、ただ知っている者の味方をするだけではありません。最後まで諦めず、共に戦い抜く者の「武器」になるのです。 その一歩が、あなたの将来の安心と平穏へと繋がります。
まずはじっくりお話ししてみませんか。

[補足]

この記事は、私がロースクールの教官をしていたころ書いた次の論稿を基に、
実務的観点からまとめ直したものです。学問的理解に寄った説明は、
『「悪魔の証明」とは?|裁判の勝敗と意外な裁判所のルール』こちらからご覧ください。

前田 尚一(まえだ しょういち)
弁護士として30年以上の経験と実績を有し、これまでに多様な訴訟に携わってまいりました。顧問弁護士としては、常時30社を超える企業のサポートを直接担当しております。
依頼者一人ひとりの本当の「勝ち」を見極めることにこだわり、長年の経験と実践に基づく独自の強みを最大限に活かせる、少数精鋭の体制づくりに注力しています。特に、表面に見えない企業間の力学や交渉の心理的駆け引きといった実務経験は豊富です。 北海道岩見沢市出身。北海道札幌北高等学校、北海道大学法学部卒業。

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