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モネにマッシュポテト、ゴッホにはトマトスープ

環境活動家が、今度はモネの絵に、マッシュポテトを投げつけたとのこと。
モネ作品に「マッシュポテト」 作品は「ガラス」で無事も…』
『モネの作品にマッシュポテト投げる 環境活動家が独の美術館で』

ちなみに、ゴッホにトマトスープはこちら。
『環境活動家がゴッホの《ひまわり》にトマトスープを投げつけ。作品は無傷』

イデオロギー内容の賛否はともかくとして、
最近、マスコミが、意図的に取り上げるからなのかもしれないが、
刑罰その他、後からそれなりに制裁を受けなければならないことがはっきりしているのに、
そのことが、行動を控える抑止となっていない出来事が、どんどん多くなっているように思います。
牛丼屋さんでのアルバイトで、商品などにひどいことをした動画を公開すれば、どこのだれだかすぐ分かって大騒ぎになるのはわかるはずなのに、やってしまう、という事件などなど。

報道で取り上げられれば取り上げられるほど、かえって、「私も」、「私も」状態になっていく気配もあります。

被害者の投稿がTVの定番として繰り返し登場しますが、被害者のコメントの結びが、世間のご意見番風に、「こういうことをされてとても残念です。」とか、「こういうことは、二度としないで欲しいと思います。」というのも、私の個人的な感覚だと、とても違和感があります。
私なら、「ふざけんなバカヤロ」という結論をいささか上品に言い換えて話すと思います。
もっとも、そもそも、投稿したりしませんが……。

やっていけないかどうかというルールを理解するかどうかはともかくとして、
さらに、制裁を受けるのでそういうことはしない、という社会の抑制装置が働かなくなっていくでしょう。

一方で、専門家を見付けるのは至難の業。

きっと、各自が、自分で具体的な防衛策を考え、実施しなければならない時代になりかけていますね。

ご参考まで。
○ 犯人のその後を追え!!
○ 専門家は減る一方

ちなみに、こちらは、「モネ」を引っかけただけでしょうか?
川栄李奈のお婆さん

 

前田 尚一(まえだ しょういち)
北海道岩見沢市出身。北海道札幌北高等学校・北海道大学法学部卒。
私は、さまざまな訴訟に取り組むとともに、顧問弁護士としては、直接自分自身で常時30社を超える企業を担当しながら、30年を超える弁護士経験と実績を積んできました。
ただ、私独自の強みを生かすことを、増員・規模拡大によって実現することに限界を感じています。今は、依頼者と自ら対座して、依頼者にとっての「勝ち」が何なのかにこだわりながら、最善の解決を実現を目ざす体制の構築に注力しています。実践面では、見えないところの力学活用と心理戦について蓄積があると自負しています。

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