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判断と実務姿勢|弁護士前田尚一

札幌を拠点に、企業紛争・相続・使用者側労働問題・交通事故重大案件など、複雑案件に対応しています。
また、顧問企業30社超を継続的に直接担当し、事業継続・組織運営を踏まえた実務支援を行っています。
35年以上の経験と実践を踏まえ、証拠・背景事情・将来リスクを整理しながら、依頼者と協働して「何を基準に判断するか」を構築していきます

PROFILE

前田尚一・札幌の弁護士

私は、依頼者にとっての「勝ち負け」は何なのかにこだわります。
しかし、単に目先の有利・不利を追うのではなく、
その判断が将来にわたり維持できるものであるかを重視しています。
依頼者のキャラクター・パーソナリティーは様々です。
『法律』は、“ 法律を知っている者に味方する!!”ものです。
実際の紛争では、感情論や表面的な主張だけでなく、証拠・背景事情・交渉経過・将来リスクなどを踏まえた整理が重要になります。
依頼者と弁護士は、これを協働して突き詰めていかなければならないのです。

[目 次]
1 取 組
2 経 歴
3 弁護士になろうと思ったきっかけ
― ロッキード事件と検察への憧れ
4 司法修習
― 「正義」のイメージと組織の現実
5 勤務弁護士時代
― 「表面の法律論」だけでは解決しない
6 独 立
― 「何を基準に判断するか」
7 GARELLY(PROFILEおまけ)
― トルコで元・大統領と間違えられた話

取 組

『法律』は、弱い立場にあるからといって、自動的に味方をしてくれる訳ではありません。

紛争の現場では、「自分がどう感じているか」だけではなく、証拠・経緯・相手方の動き・裁判所がどこを見るかを踏まえて整理しなければ、望む結果に近づけない場面が少なくありません。

法律問題は、立場や感情だけで結論が決まるものではなく、
「どのような事実を、どのような形で整理し、何を基準に判断するか」によって、結果が大きく変わる世界です。
それが、札幌で30年以上、民事訴訟を中心に、相続・企業紛争・労働問題(使用者側)・交通事故などの複雑案件に対応し、その間、中小企業顧問先に、事業継続・組織運営を踏まえた実務支援を行う中で、私が一貫して感じてきた実感です。

「困りごと」「紛争」「トラブル」など、世の中は、悩み、不安、怒りに溢れています。
依頼者が望むのは、なんとか問題を良い方向に向かいたいという切実な思いでしょう。

法律は「1つの手段」であり、本当に望んでいる大事な部分を解決するために有効に活用しなければなりません。

そして、複雑な紛争や経営判断では、「何を基準に判断するか」によって、その後の結果が大きく変わる場面が少なくありません。

ここに弁護士の役割があり、『弁護士』の仕事は、“クライアント(依頼者)との協働作業”が不可欠ということになります。

私は、感情や立場に流されることなく、状況・証拠・背景事情を整理しながら、依頼者とともに「何を基準に判断するか」を考えていくことを大切にしています。
その積み重ねが、拙速ではない、将来に耐えうる解決につながると考えています。

問題が複雑化し、感情や不安だけでは整理が難しくなったときこそ、一度立ち止まる。その状況を整理するために弁護士を活用していただければと思います。

 

経 歴

北海道岩見沢市生まれ
北海道札幌北高等学校、北海道大学法学部卒業

平成元年、弁護士登録
橋本昭夫法律事務所
(現・弁護士法人橋本・大川合同法律事務所)入所

平成5年、前田尚一法律事務所開設

以後、30年以上にわたり、

  • 相続
  • 企業紛争
  • 使用者側労働問題
  • 交通事故重大案件

など、複雑案件を中心に対応

また、顧問企業30社超を継続的に直接担当し、
事業継続・組織運営を踏まえた実務支援を行う。

JR札幌病院
(旧・札幌鉄道病院)
倫理委員会・臨床研究審査委員会委員、
北海道大学法科大学院
(ロースクール)元・実務家教員などを歴任。

テレビ・ラジオ出演、
新聞・雑誌寄稿多数

 

弁護士になろうと思ったきっかけ

ロッキード事件、検察への憧れ、そして「現実」

私が、法律の世界(裁判官・検察官・弁護士を総称して「法曹」と呼ばれます。)を意識したのは、高校3年生のころでした。

当時、「総理の犯罪」と呼ばれた戦後最大級の疑獄事件・ロッキード事件が発覚し、前・内閣総理大臣が逮捕されるという衝撃的な出来事がありました。

東京地検特捜部が、政・官・財界に切り込んでいく姿は、当時の私には、「巨大な権力にも屈しない存在」として強烈に映りました。

私は当初、理学部に進学し、物理学者になりたいと考えていました。しかし、この事件をきっかけに進路を転換し、法学部へ進学することになります。

その後も、「巨悪は眠らせない」を掲げる東京地検特捜部への憧れを持ちながら司法試験の勉強を続け、昭和61年、27歳で司法試験に最終合格しました。

もっとも、その過程は順調ではありませんでした。

論文試験後、突然「網膜剥離」を発症し、大学病院へ緊急入院。手術後、顔の両脇に砂袋を置かれ、数日間ほとんど動くこともできない状態となりました。

病室のベッドで論文試験合格を知り、片目が見えづらいまま、東京で最終の口述試験を受けることになったのです。

結果として合格できましたが、この経験を通じて、無理に力むのではなく、「自然体」で状況を整理しながら進むことの重要性を強く感じました。

 

司法修習

「正義」のイメージと、組織の現実

司法試験合格後、司法修習で検察庁に配属されました。

当時の私は、検事志望でした。ところが、実際の現場で見えてきたのは、テレビで見ていた「特捜部」のイメージとは異なる現実でした。

検察庁は極めて中央集権的な組織であり、現場の判断も、強い組織構造の中で動いていました。

もちろん、それ自体を否定するものではありません。しかし私は、その経験を通じて、

「法律の仕事をするのであれば、自分の見える範囲で、自分の責任で判断したい」

と考えるようになりました。

それまで私が憧れていたのは、「正義」という観念そのものだったのかもしれません。

しかし現実の社会では、物事は理念だけでは動きません。

組織、立場、力学、利害関係、空気――
そうしたものが複雑に絡み合いながら動いている。

その現実を、司法修習の段階で強く実感することになったのです。

弁護士登録・勤務弁護士時代

「表面の法律論」だけでは解決しない

札幌の法律事務所に勤務した後、企業法務・労働問題・訴訟案件を中心に、多数の案件に携わることになりました。

取扱案件の多くは企業絡みで、複数の関係者が関わる複雑な案件でした。

そこで私が実感したのは、

「物事は、表面的に見えている理由だけで動いているわけではない」

ということでした。

外から見れば単純に見える紛争でも、

  • 誰が動いているのか
  • 何を守ろうとしているのか
  • どのような力学が働いているのか
  • どこが本当の争点なのか

を整理しなければ、実際には解決に至らない場面が少なくありません。

表面的な法律論だけではなく、背景事情・利害構造・組織の動きまで含めて見なければ、本当の意味で依頼者の利益につながらない。

そうした感覚は、この時期に強く形成されました。

 

独立

「何を基準に判断するか」

平成5年、独立開業しました。

独立後、様々な案件に向き合う中で、私が強く感じるようになったのは、

「法的紛争は、“何を基準に判断するか”によって、大きく結果が変わる」

ということでした。

実際の紛争では、

  • 感情
  • 立場
  • 世間的印象

だけでは、問題は整理できません。

証拠、経緯、相手方の動き、組織の力学、将来リスク――
そうしたものを整理しながら、

  • 何を守るのか
  • どこで線を引くのか
  • どの選択肢を残すのか

を考えていく必要があります。

私は、30年以上にわたり、

  • 相続
  • 企業紛争
  • 使用者側労働問題
  • 交通事故重大案件
  • 中小企業の継続支援

などに携わる中で、

「法律を知っていれば守れた利益」
「初動や判断を誤ったことで不利になった場面」

を数多く見てきました。

だからこそ現在は、

単に目先の有利・不利を追うのではなく、

「その判断が、将来にわたり維持できるか」

を重視しています。

当事務所では、案件数を大量に処理するのではなく、一件一件について、状況・背景・将来への影響を踏まえながら、依頼者と継続的に向き合うことを大切にしています。

前田尚一法律事務所セミナー

 

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「恐怖と向き合い、なお判断し続けるという仕事
――弁護士として、人生の修羅場に立ち会ってきて思うこと」


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持病への取組・命拾い
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「GARELLY(PLOFILEおまけ)」

トルコで元・大統領と間違えられた話

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弁護士前田尚一
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