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元請から代金を減額されたらどうする?|最初の判断【建設請負篇】

 

元請から代金を減額されたらどうする?

 

工事が終わった後になって、

「この部分は支払えない。」

「やり直し費用を差し引く。」

「追加工事とは認められない。」

と言われることがあります。

建設工事では、元請・下請間の代金を巡るトラブルは少なくありません。

しかし、この段階で感情的に対応すると、その後の交渉や解決に大きな影響を及ぼすことがあります。


まず確認したいこと

最初に整理したいのは、

「なぜ減額すると言われているのか」

という点です。

例えば、

  • 契約内容に関する認識の違い
  • 追加工事の有無
  • 工事内容や品質に関する主張
  • 工期の遅延
  • 発注者との関係による影響

など、理由によって対応は大きく異なります。


「減額された」だけでは判断できません

元請から減額を求められたとしても、

その減額が法的に認められるとは限りません。

一方で、

契約内容や工事記録によっては、

一定の減額が認められる可能性もあります。

実務では、

  • 契約書
  • 見積書・請求書
  • 工事写真
  • メールやLINEなどのやり取り
  • 追加工事の指示内容

などを整理しながら判断することが重要になります。


慌てて応じない

「この内容で了承してください。」

「早く請求書を出し直してください。」

と言われることがあります。

しかし、

十分な確認をしないまま減額に応じると、

後から覆すことが難しくなる場合もあります。

まずは、

現在どのような状況にあり、

何を確認し、

何を残しておくべきなのかを整理することが重要です。


当事務所では

建設請負に関する問題では、

契約条項だけではなく、

  • 工事の経過
  • 現場でのやり取り
  • 証拠の整理
  • 今後の交渉方針
  • 事業継続への影響

まで含め、

「最初の判断」

を重視しています。


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このページの位置付け

このページは、

建設請負に関する問題で、「最初の判断」を整理するための入口ページです。

詳しい実務上の対応や法的な考え方については、建設請負の各専門ページで解説しています。

前田 尚一(まえだ しょういち)
弁護士として35年以上の経験と実績を有し、これまでに多様な訴訟に携わってまいりました。顧問弁護士としては、常時30社を超える企業のサポートを直接担当しております。
依頼者一人ひとりの本当の「勝ち」を見極めることにこだわり、長年の経験と実践に基づく独自の強みを最大限に活かせる、少数精鋭の体制づくりに注力しています。特に、表面に見えない企業間の力学や交渉の心理的駆け引きといった実務経験は豊富です。 北海道岩見沢市出身。北海道札幌北高等学校、北海道大学法学部卒業。

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