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法律問題は「何が正しいか」だけでは決まらない――法的正解を現実の結果につなげるために|一呼吸おいて「最初の判断」

 

法律上どちらが正しいかは、問題を考える出発点です。

しかし、証拠があるか、実際に実現できるか、どれだけの時間と損失を伴うかによって、選ぶべき方法は変わります。

法的な正しさを、現実の結果へどうつなげるかまで考える必要があります。

 

当事務所では、
目の前の法的正解だけではなく、
初動・情報整理・損失配分・将来維持可能性を含めた現実判断を重視しています。

実際の紛争や経営判断では、初動で何を整理し、何を守り、何を優先するかという判断が、その後の結果を大きく左右します。

そのため、法律的な見通しをご説明するだけでなく、状況や選択肢を整理し、依頼者の方が納得して判断できるよう支援することを大切にしています。

 

法律問題は「何が正しいか」だけでは決まらない

法律問題に直面すると、まず知りたくなるのは、

「法律上、どちらが正しいのか」

「裁判をすれば勝てるのか」

ということです。

もちろん、法律上の権利や義務を確認することは重要です。しかし、それだけで現実の問題への答えが決まるとは限りません。

法律上正しくても、そのまま実現できるとは限らない

法律上は請求できるとしても、その事実を証明する資料がなければ、交渉や裁判で認められないことがあります。

裁判で勝ったとしても、相手に支払能力がなければ、金銭を回収できないこともあります。

また、結論が出るまでに長い時間と費用がかかり、その間に会社の経営、取引関係、職場、生活へ影響が広がる場合もあります。

したがって、法的な正しさと、現実に実現できることは分けて確認する必要があります。

何を得るかだけでなく、何を失うかを考える

ある方法を選べば、権利を守ることができる一方で、別のものを失うことがあります。

  • 時間や費用がどれだけかかるのか
  • 取引や人間関係を維持できるのか
  • 会社や事業への影響がどこまで広がるのか
  • 結果が出るまで負担を続けられるのか
  • 得られた結論を将来も維持できるのか

目の前の主張を通すことが、問題全体にとって最もよい解決になるとは限りません。

反対に、早く終わらせることを優先した結果、守るべき権利や会社の秩序を失うこともあります。

最後に決めるのは、何を守るかです

法律は、取り得る方法と、その見通しを示します。

しかし、どの方法を選ぶかは、何を守り、どの不利益を引き受けるかという判断になります。

そのためには、次のことを一体として考える必要があります。

  • 法律上の権利や義務
  • 事実を裏付ける証拠
  • 実現可能性と相手の対応
  • 必要となる時間と費用
  • 失われるものと将来への影響

法律問題で必要なのは、法的正解を知ることだけではなく、その正解を現実の中でどう使うかを判断することです。

何が正しいかを確認したうえで、何を守り、どの順序で動き、その結果を引き受けるのかを考える。それが、法律問題における「最初の判断」になります。

 

当事務所では、
目の前の法的正解だけではなく、
初動・情報整理・損失配分・将来維持可能性を含めた現実判断を重視しています。

実際の紛争や経営判断では、初動で何を整理し、何を守り、何を優先するかという判断が、その後の結果を大きく左右します。

そのため、法律的な見通しをご説明するだけでなく、状況や選択肢を整理し、依頼者の方が納得して判断できるよう支援することを大切にしています。

問題の種類を問わず、最初に確認したいこと
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一呼吸おいて考えたい、法律問題に共通する「最初の判断」一覧
※法律問題は、分野が違っても、内容証明郵便への対応、回答期限、証拠の扱いなど、最初に共通して確認すべきことがあります。相手の求めにすぐ応じる前に、現在の状況に近い項目を確認してください。

 

前田 尚一(まえだ しょういち)
弁護士として35年以上の経験と実績を有し、これまでに多様な訴訟に携わってまいりました。顧問弁護士としては、常時30社を超える企業のサポートを直接担当しております。
依頼者一人ひとりの本当の「勝ち」を見極めることにこだわり、長年の経験と実践に基づく独自の強みを最大限に活かせる、少数精鋭の体制づくりに注力しています。特に、表面に見えない企業間の力学や交渉の心理的駆け引きといった実務経験は豊富です。 北海道岩見沢市出身。北海道札幌北高等学校、北海道大学法学部卒業。

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