少数株主(非上場株式)の問題で、最初に確認したいこと
非上場会社の少数株主をめぐる問題は、単に「株式を売れるか」「いくらで買い取ってもらえるか」だけでは決まりません。
まず、誰がどれだけの株式を持っているのか、定款にどのような定めがあるのか、株式を取得した経緯、会社や他の株主との関係、これまでにどのような話合いがあったのかを整理する必要があります。
会社から株式の譲渡や買取りを求められた場合も、提示された金額だけを見て、すぐに応じるべきとは限りません。反対に、少数株主であるというだけで、会社に当然に株式を買い取ってもらえるわけでもありません。
また、株価、株主総会、配当、経営情報の開示など、別々に見える問題が、実際には一つの株主間対立から生じていることもあります。
以下では、少数株主の方からよく寄せられる問題を、具体的な場面ごとに整理しています。現在の状況に近い質問からご覧ください。複数の項目に当てはまる場合には、一つだけを切り離さず、問題全体の関係を確認することが重要です。
少数株主でよくある質問
少数株主問題を全体から考える
個別の質問だけでは、問題の全体像が見えないことがあります。
少数株主をめぐる問題では、持株数や株価だけでなく、会社の支配関係、株式を取得した経緯、他の株主との関係、会社側の目的、今後取り得る手続を一体として考える必要があります。
問題の種類を問わず、最初に確認したいこと
少数株主問題として始まった場合でも、内容証明郵便への対応、回答期限、証拠の扱いなど、ほかの法律問題にも共通する判断が必要になることがあります。






