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私は相談で何を聞くのか ―― 法律相談の前に整理したいこと

法律相談というと、法律の説明や見通しの話をイメージされるかもしれません。

しかし私は、法律論に入る前に、まず状況や考え方を整理することを重視しています。

何が起きたのか。

なぜそう考えるのか。

どこに引っ掛かっているのか。

本当は何を心配しているのか。

その整理が、結果として問題解決の出発点になることが少なくありません。

法律論の前に、お聞きしていることがあります。

法律相談というと、

「裁判になったら勝てますか」

「相手を訴えられますか」

「どれくらいの金額を請求できますか」

といった法律論の話をイメージされる方が多いかもしれません。

もちろん、そのような見通しも重要です。

しかし私は、法律論に入る前に、まず次のようなことをお聞きします。

何が起きたのか。

なぜそう思うのか。

どこに引っ掛かっているのか。

本当は何を心配しているのか。

法律問題は、法律から始まるとは限りません。

実際には、事実関係が整理できていないために、問題の所在そのものが見えなくなっていることがあります。

また、依頼者が気にしていることと、法律上の争点が一致していないことも少なくありません。

例えば、

お金の問題に見えていたものが、実際には信用の問題だった。

権利の問題に見えていたものが、実際には人間関係の問題だった。

訴訟の問題に見えていたものが、実際には経営判断の問題だった。

ということもあります。

そのため私は、法律論を説明する前に、まず状況や考え方を整理することを重視しています。

相談の結果として受任に至らないこともあります。

事件の内容や性質による場合もありますが、それ以上に、一緒に事実関係を整理しながら進めていくことが難しいと感じる場合があります。

逆に言えば、問題を整理しようとする姿勢が共有できる方とは、長い案件でも比較的うまく進むことが多いように思います。

私は、依頼者の考え方や結論を否定したいわけではありません。

むしろ、その判断の前提となっている事実や心配事を整理したいのです。

何が起きたのか。

なぜそう考えるのか。

どこに引っ掛かっているのか。

本当は何を心配しているのか。

法律相談では、このような整理が、結果として問題解決の出発点になることが少なくありません。

当事務所では、

目の前の法的正解だけではなく、

初動・情報整理・損失配分・将来維持可能性を含めた現実判断を重視しています。

 

当事務所では、
目の前の法的正解だけではなく、
初動・情報整理・損失配分・将来維持可能性を含めた現実判断を重視しています。

 

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前田 尚一(まえだ しょういち)
弁護士として30年以上の経験と実績を有し、これまでに多様な訴訟に携わってまいりました。顧問弁護士としては、常時30社を超える企業のサポートを直接担当しております。
依頼者一人ひとりの本当の「勝ち」を見極めることにこだわり、長年の経験と実践に基づく独自の強みを最大限に活かせる、少数精鋭の体制づくりに注力しています。特に、表面に見えない企業間の力学や交渉の心理的駆け引きといった実務経験は豊富です。 北海道岩見沢市出身。北海道札幌北高等学校、北海道大学法学部卒業。

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