裁判でLINEメッセージは証拠になるのか
―有利にも不利にもなる実務上の扱い
※本ページは、前田尚一法律事務所が「少数精鋭・判断支援型・高関与」を採る理由を補足的に示す考察です。
はじめに
日常に浸透したLINEは、仕事や家族の連絡にも使われています。
裁判では、このLINEメッセージがどのように評価されるかが争点になることが増えました。
本記事では、LINEメッセージの証拠性と、裁判実務での扱い方を整理します。
LINEメッセージの証拠性
裁判において、LINEメッセージは原則として証拠として認められます。
ただし、証拠としての価値は、次の要素で変わります。
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送信者・受信者の特定性
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改ざん防止の方法
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文脈の明確さ
有利に使うには
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送信日時が明確なもの
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当事者のやり取りとして一貫性があるもの
不利になる場合
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断片的なメッセージ
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意味が曖昧な部分だけが抜き出されたもの
まとめ
LINEメッセージは、
一度送信されると、
発言者の意図を離れて記録として残ります。
問題は、
後からどう説明するかだけではありません。
その時、
「記録が残る状態で送るか」
という前段階の判断が、
後の紛争を大きく左右します。
言葉は、一度外に出ると制御できません。
だからこそ、
その前の判断が重要になります。
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